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『それでも夏が大好きで。』 著者:西川輝美 発行:日本一行詩協会 発行日:2007年9月19日

俳句は夢をあたえてくれるもの

夜濯やそれでも夏が大好きで 西川輝美
具象という写実の上に、つまりデッサンの上に様々な色彩と形と音楽をかぶせていく。それが「魂の一行詩」が目指す象徴詩の世界である。新しい詩の姿の探求と素直な感性、自在な発想の新鋭登場。(跋 角川春樹)

『あるべきものが…』 著者:大森健司 発行:日本一行詩協会 発行日:2007年9月19日

十七文字の詩に情熱を注ぐ

炎天やあるべきものがそこにある 大森健司
全作品に通底するところは、一人の青年の「寂寥感」であり、「憂愁」であり、「鬱屈」だが、同時に「生きる」という強い意志だ。一行詩に賭ける青年の「いのち」と「たましい」の叫びが聴こえる。(跋 角川春樹)

『ひとりの灯』 著者:大森理恵 発行:日本一行詩協会 発行日:2007年9月19日

夢と希望と志

落花生ひとりにかなふ灯を寄せて 大森理恵
現実と非現実とが背中合わせに存在し、非現実の奇妙な貌が、音もなく現実界の壁を突き抜けて来る感覚。そこに大森理恵の詩の世界がある。(跋 角川春樹)

『何か言ったか』 著者:山口奉子 発行:日本一行詩協会 発行日:2007年9月19日

見えるものを使って、見えないものを作る

何か言つたか死に際の油蝉 山口奉子
一行詩の世界で中心をなすのは、一、イメージの力。二、感性の力。そして、何よりも重要視したのは、三、自然体であること。 自然体とは、心や精神が自由であること。言葉が自由であること。 山口奉子は自由な心で自由な言葉で詩を詠んでいる。(跋 角川春樹)

『まぶしいぜ』 著者:長谷川眞理子 発行:日本一行詩協会 発行日:2007年9月19日

耳を澄ませば聞こえるやもしれぬこの宇宙の振動

鯨から鯨の生まるまぶしいぜ 長谷川眞理子
現在の「河」は、さまざまな個性を持つ一行詩人たちの「梁山泊」とも宇宙ともいえる。その中でも、際立って個性的な一行詩を発表しているのが長谷川眞理子である。(跋 角川春樹)

『晩夏のカクテル』 著者:角川春樹 発売:角川春樹事務所 発行:2007年10月27日

カクテルが紡ぐ珠玉の一行詩集

カクテルの塩舐めてゐる晩夏かな 角川春樹
ある日、目にしたセピア色の一枚の写真。そのセピア色の写真を見た時、私の頭の中にフラッシュが閃いた(あとがき)。 いくつもの不思議なドラマが重なって誕生した一行詩集。

『飢餓海峡』 著者:角川春樹 発売:思潮社 発行:2007年10月1日

魂の一行詩、第三弾!

刑務所の中で、「神とは何か?」「仏とは何か?」、あるいは「人間はどこから来て、どこへ還ってゆくのか?」という疑問を絶えず模索し続けてきた(あとがき)。魂の故郷である銀河を一人彷徨しながら、おのれのカルマを鋭く刻みつける。「飢餓海峡」「家族の肖像」「いま過ぎしもの」三部からなる書下ろし一行詩集。

『叛逆の十七文字』 著者:角川春樹 発売:思潮社 発行:2007年10月1日

共振れの魂がここに

「魂の一行詩」とは何か。提唱者角川春樹が、一行詩運動の拠点となる結社「河」での作品批評を中心にその精神と説く。魂と言葉の巨人、角川春樹の自然体な人柄にいつのまにか惹きこまれる魅力溢れる評論エッセイ。

『朝日のあたる家』 著者:角川春樹 発売:思潮社 発行:2006年10月1日

魂の一行詩、第二弾!

わたしが題名を歌舞伎町とせず、「朝日のあたる家」にしたのは、ノスタルジーばかりでなく、詩としての世界が拡がるからである(あとがき)。「花冷」「詩歌立つ」「放蕩」「朝日のあたる家」「歌舞伎町」五部からなる、『角川家の戦後』に続く書下ろし詩集。

『角川家の戦後』 著者:角川春樹 発売:思潮社 発行:2006年5月25日

詩の出版社「思潮社」から魂の一行詩、第一弾!(第7回山本健吉文学賞)

「魂の一行詩」とは、日本文化の根源にある、「いのち」と「たましひ」を詠う現代抒情詩のことである(あとがき)。反骨の魂にあふれる切迫した情動が、自身の背負いつづけたカルマを一行に刻む。「叛逆」「角川家の戦後」「定年」「海鼠」「猿田彦」五部に込められた、死者への想い。かぎりない生への意志を屹立した一行に突き刺す渾身の書。